ポルシェマカンGTSに乗ってきた

ポルシャ マカンGTS

昨年の秋口にポルシェマカンを購入した友人に元へ
2月に入ってようやくマカンが納車されたと聞いた
ので、早速試乗させてもらうことにした。

■ポルシェマカン

ポルシェマカンは、ポルシェカイエンの全長を
切り詰めたクルマで、実は横幅はカイエンと一緒。
居住性を維持しつつ、荷室のみを切り詰めた車だ。

その分回答性が良く、むろん軽いので、カイエンと
比較して、スピード、ブレーキ、取りまわりなど
全てにおいて優れている。

実は、ポルシェのSUVはすべてフォルクスワーゲン
やアウディなどのSUVの骨格をそのまま利用して
いる。今回のマカンはアウディQ5のシャシーを使い
製作されている。

アウディQ5

ちなみに、カイエンはフォルクスワーゲンのトゥアレグ
の骨格を利用して製作されている。

ポルシェカイエン

 

フォルクスワーゲントゥアレグ

■サイズ/デザイン/居住性/取り回し

サイズ

全 高 :1610mm、全 長 :4700mm、
ホイールベース:2805mmまでは一般的だが、問題は、
車幅で、全 幅 :1925mmとほぼ2mは正直国内、
とりわけ都内では、持て余し気味のサイズだ。

デザイン

デザインは、外観上はポルシェカイエンに非常に似ている。
正直マカンのオーナーも前から走ってくる車が、マカンか
カイエンかは見分けは付かない。
じゃあ、後ろ以外は同じ車かというと、エンジンルームの
開閉機構が異なるなど、よく見ると結構違いがある。
※カイエンはヘッドライトの間のボンネットが開くが、
マカンはラジエターフードの上から全部が開く機構。
筆者は後ろ姿でよく判別するが、マカンのテールランプは、
カイエンのそれと比較して、細く長くデザイン的に2本
のランプが繋がっているように見える。
また、リアのスポイラーの長さも特徴的で、カイエンの
ものは、多く長いのに対し、マカンの物は短い。

まあ、全体的に小ぶりなのに正面からみるとカイエンなの
だから、存在感は半端ないデザインであることは間違い
ない。

居住性

居住性は、特に運転席は殆どカイエンと変わらない。
つまり狭くはない。が、お世辞にも広いわけでもない。
あくまでもスポーツカーのメーカーの車なので、くつろぐ
というよりも、適度なフィット感で体をホールドする作り。

無論後席はその限りではなく、国産のハリアークラスの
居住性が確保され、こちらはゆったりと座ることができる。
背もたれ、座面も身長170cmの筆者でも十分で、室内高も
広く圧迫感はない。

取り回し

取り回しは、決して悪くはないのだが、デザインのためか
見切りが良くない。死角が多いのだ、それをカバーする
ためにバック、サイドとカメラがあるが、それでも左後方、
側面などは気を使う。
特に幅が広いせいか、縦列駐車や側面ぎりぎりの幅寄せで
駐車させようとすると、慣れるまでは相当気を使う。
最少半径は5.6mなので大きさの割に悪くはない。
先に述べたハリアーあたりと遜色ない。4WD車なので、
国産車レベルといった感じ。

内装/運転席周り/操作性

内装

内装は、中心のシフトノブの部分がナビゲーションに向かい
傾斜していて、その周りにスイッチ類が配置されるなど、
なかなかコクピットチックで、かなり洗練されたデザイン。
しかもそこかしこに本革があしらわれており、高級感を醸し
出します。
全体的には直線基調で、ナビゲーションのパネルを中心に
まるで翼を広げたようなデザイン。

 

運転席周り

ここは流石に主役席。ドライビングカーのドライバーシートは、
思わず欲しくなっちゃくこと請け合いのデザインだ。
シートポジションは、無論電動でその可動範囲は広く、恐らく
180cm位の大男から、150cm位の女性までポジションを合わせる
ことが可能だろう。
また、始動自体はキーレスのため鍵は持ったままだが、右側に
キーを模したイグニッションスイッチを回すことでエンジンは
始動する。
そのスイッチやステアリングに付くパドルシフトなどは、削り
だしの金属で、その触感が重厚感を醸し出す。
また、シフトノブの周りにあるスイッチ類は、各種セッティング
の変更を即座に行えるものから、安全装備のオンオフスイッチ、
環境設定などが行えるように配置されている。

シフトノブの手前には、携帯などが置けるくらいのポケットや
ドリンクホルダーも二個備わり、快適性にも配慮がされている。
ナビゲーション側でトリップなどのデータ管理ができるように
なっている。

ただ、唯一チープと感じたのは、ステアリング内の
各種ボタン類だろう。何故かこの部分の質感のみ
やたら小さく、プラスチッキーな感じが出ている。

また、試乗した車種はサンルーフ付だったが、これに
関係なく頭上にもコンソールが付きシステマチックな
配置を醸し出す。
※おそらくサンルーフの開閉機能以外では、マップ
ライト位しか機能はないが、カッコはいい!

結論的に言えば、運転席に座ればこの車のカッコ良さ
の半分以上は堪能できる。それ位コクピットはカッコ
いい。

操作性

操作性は、すべてがドライバーが姿勢を乱さずスイッチ
類が押せるような配置となっており、必要最小限の
ものは、ステアリングスイッチでも操作が可能なため、
非常に良好だ。
運転に関するもの、ステアリングとアクセルは相応の
重さをもち、ドライバーにいい意味での緊張感を
持たせる。
スイッチ類のタッチは、国産車と変わらず軽いタッチ。

荷室

荷室は、必要にして十分な広さだと感じる。
無論カイエンのショート版なので広くはないが、4名
で1泊二日くらいの旅行に行くなら問題ないだろう。
奥行もなにより幅が広い。
ただ、後ろのドアパネルは高さに余裕がないので、
高い荷物を積むのは不向き。

ドライビング

ドライビングは真さスポーツカー、その大きさや重さ
を忘れさせるくらいの加速がある。
出だしこそ、その車重を感じることがあるが、一旦
加速すれば、鬼のような加速感を味わえシートに体が
押し付けられるようなGを感じる。
それに加えて強力なブレーキ力も触れておこう。
ブレーキ時の方がこの車重を感じさせないほどの
制動力を味わえる。それほど強力な制動Gを味わえる。
これなら、あの加速力を持ってしてもすぐに止まる
ことができるだろう。そんな安心感を与えてくれる。
そして何よりそのハンドリング。
正にオンザレールの走りを披露してくれる。
ノーマルでこれだ、そこにシフトノブ横のスポーツ
モードスイッチを押すと、途端にエンジン音、加速力
は荒々しい車へと変貌させる。

その他

ポルシェといえども、安全装備に余念はないが、
そこはスポーツカーメーカー、プリクラッシュこそ
装備されるが、そのほかの安全装備は主に対処装備。
ABS、TCSに始まり、エアバックくらいの装備
にとどまる。
あくまでもドライバーズカーであり、運転の邪魔と
考えられるものは、装備されていない。
正に大人の責任のとれる人向けの車という訳だ。

ポルシェマカン
マカン
252PS     ¥6,850,000-.

マカンS
340PS ¥8,050,000-.

マカンGTS
360PS ¥9,390,000-.

マカンターボ
400PS ¥10,660,000-.

マカンターボパフォーマンス
440PS ¥11,600,000-.


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